2013/09/05

通信制の大学に所属すると言うこと その4 修士入試について

放送大学は基本的に年に2回(春・秋)入学する機会があって、本屋さんや最近ではバナー広告でもたくさん広告を出していますが、修士全科生は年に1回しか入学のチャンスはありません。
それが今の時期(例年、8月中旬から下旬)です。

ただ、大学院を希望している人で履修科目を「何を受けたらいいの?」という人は無理に受験しなくていいんじゃないかなーと思います。

理由その1
放送大学は科目がとても多くて充実しているのですが、大学院の科目は比較的少なめ。そこの中から22単位(11科目!※臨床コースは数が違う)取らないといけないので、入ってから「興味のある科目がない!」という事になったら悲しいなぁと思うからです。

そういう方は以前のブログで書いた、「先に履修生として科目を積み上げてから考える」ことをオススメしたいです。毎年新しい科目が追加になるし、積み上げている最中に面白い科目が開講されるかもしれないし!(もちろん逆に閉講になる場合もあります)


理由その2
受験の段階で研究計画書も作り、指導してほしい先生の希望を出すので、とりあえず進学、という事だと「何をしたらいいのか」分らないまま時間がすぎます。
一応、学習相談や図書館の研究サポートなどもありますが、基本は一人作業。誰かについていこう、なんてことが出来ないのが通信制だと思うので、2年なんてあっという間だと思います!!

それでも、「修士全科生として修論書きたい!」という人へ。
参考までに私の(超つたない)入試対策を記しておきたいと思います。

私は社会経営科学プログラムなので、他のプログラムじゃ違うかもしれないのでそこはご容赦下さい<(_ _)>

まず、受験予備校は必要か?
倍率が非常に高い臨床コースはどうかわかりませんが、社会経営に関しては、大学院入試に関する本を読めば事足りる気がします。
事実私は一切行きませんでした。

やったことは、忘れているといけないので、自分の希望している学部に関する本(よく本屋で見かける『○○が分る!』とかそういう本)2冊読んだことと、希望している先生が放送大学で出している教科書買って放送授業受けた事、かなぁ、というところです。
2chとかだとほぼ全入の大学なので馬鹿にされる事もあるんですけど、きちんと数字をみると落ちてしまう方もいるんですよ!舐めてはいけません。
ただ、知識を問う、というよりは、今までどんなことをやってきてどう明らかにしたいかという事をきちんと答えられる状況にしておく、というのが重要かな、と思います。
これは、書類の「研究計画書」にも活きるし「筆記試験」にも活きるし、「面接対策」にもなるので急がば回れです!(きっと!)

後は、英語。
私は英検2級程度の人なので、そんなに得意じゃありません。
(大学受験もしていないので・・・)
ただ、社会経営科学は辞書持ち込み可だったので、(辞書も電子辞書駄目だったから買いに行った位)単語じゃなくて「読み方」に慣れておこうと思い。
中学生が高校生になる時にやるようの「英文解釈」といううすーい300円位の本をやりました。
難しい英文じゃなくて簡単な英文にしたのがよかったのか、自分の下線部訳とかに納得入っていないけどなんとか空欄無く埋められた感じでした。(まぁ受かったからいいかなーと思っている)

まぁ、本当は英文すらすら読める位じゃないと研究者になれないんだって!(色んな所で聞いたけど開き直り!!)

研究計画書が一番重要という言葉も何度か聞いたなぁ・・・私は「研究計画書の考え方」を図書館で借りて来て書いてみて、何日か寝かせてまた見直してってしました。周りに読んで貰える人がいなかったので。

意外と書いてみると適当ですね!真面目にやったはずなのに!
まぁ、そんなんでも大丈夫ぐらいにリラックスして臨むのが一番なのかもしれません(笑)

あ、そうそう。単位取得についてですが。
裏技的な事をすると、他大学で科目等履修生などで大学院科目の単位を持っていると、10単位までは認定してくれることがあります。
私は、立教の観光地経営専門家育成プログラムで4単位持っていたので申請したら通りました(^O^)/
院は30単位(内修論指導で8単位)で卒業なので、既に10単位持っている人が全部認定されるとすると、後6科目。修論を指導してほしい先生が放送大学にいる場合で、6科目難なく取れそう(研究している内容と全然違うとしんどいので)だったら、入学しても損はないかもしれませんヽ(^o^)丿

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