2013/11/25

インストール

部屋の中を全部粗大ごみにだしたのに、気が付かない母親・・・。

それだけで結構驚きな設定なんだけども。
妙に悲しい、とか、苦しい、という感情を出すのではなくて、「若者特有?」の淡々とした感じで描かれている映画でした。
でも重くない。

上戸綾ちゃんもかわいい。
2004年の映画なので、9年前か・・・と早っって驚いたけど(笑)
芥川賞受賞作品の映像化なので、ずっと観たいと思っていたから観た訳なのですが。
例えば今、これだけネットが進化している中で手直しするとしたらやっぱりインストールになるのかなぁ、なんてことも思いました。

自分の人生に何をインストールしたいかなぁ、とか。
ネット上の人格がどうの・・・とか。
色々学んだことを思い出しました。

ネットの海にのまれそうな所の描写が、「あーそんな感じかも」と懐かしい気がしました。
私の世代は、だんだんとネットだったりPCが進化している所と沿って生きているけど。
少し下の世代は、物心ついた時からPCが身近にあって。
いきなりこの海にのまれる訳で。
そういう意味でも、何十年か後にも読まれる作品なんだろうなと思いました。
「昔はこんな感覚だったらしいよ!」って。

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