2013/09/26

ライブハウス破産だって

こんなニュースを見かけました。

高知のライブハウス破産のニュースです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130904-00010000-teikokudb-ind

このライブハウスの事は全く知らないんですが(スミマセン)
地方の文化活動として捉えると、「むむむ」と思います。

芸術ってなんだ。
文化ってなんだ。
と突っ込みどころはたぶんあって、まだ勉強中なのですが。

放送大学の学部科目である「社会の中の芸術」によると、芸術活動は「コスト病」に掛かりやすいらしいです。

初めて聞いた言葉だったんですが、コスト病とは、
工業は生産性が上がると人数が少なくても出来るようになるが、音楽の4重奏は人数を減らすことが出来ない、という事に象徴されることで。
工業がどんどん生産性が上がって賃金が上昇するのに、芸術はそれに伴って賃金は上昇するけれど生産性は変わらない。そこで、コスト高になる事が運命づけられている、という事を言っているらしいです。
(もうちょっと上手く説明出来るといいんだけど!!)

だから、採算だけ考えると続けていけないものなんだと思うんだけど、お金が集中しやすい都会と比べて、得るのが難しい地方だからこその事情もあるのかなぁ、と思いつつ。

クラシックは公共団体などが助成して、ライブハウスはダメなのか、とか。同じ音楽なんじゃないのか、とか。
・・・知りたい事がいっぱいです。φ(..)

文化政策の本読んでたら「文化の逆進性」も指摘されていて、これは、オペラなどを助成すると、オペラを見る層は高額所得者が多くて(チケット高いとかもあるとは思うけど)結局高額所得者向けに助成しているのと変わらない、という話もあるらしい。
文化って深い。

勉強する気が湧いてきました!早くDVD来ないかな!!

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